岩手県花卉組合・青年部主催のデジカメ講習会の講師をやってきました。
ホテル紫苑の一室に集まった受講生は15人程度。
もらった時間は1時間。
だいたい、教えたいことは決めていたのですが、なにせ初めての講師。
どのように時間が使われるのか見当がつきません。
まずは、カメラの設定から。
画質モードを最高の状態に設定させました。
これは、みなさんすぐにできたようです。
次に露出補正の話。
実際に被写体(フラワーアレンジメント)の前にカメラを構えてモニター
を見せ、そこから露出補正をしてモニターの明るさの変化を見せました。
ほとんどのみなさんは驚いていました。
こういう機能のことを知らないのですね。
暗く写ったらストロボをたく、それしか頭に無いようでした。
(中にはすごく詳しい方もいらっしゃりましたが)
ここで問題。
露出補正の仕方がカメラメーカーごとに全然違うのですよ。
デカ夫のカメラは+/-マークがカメラの背面スイッチとしてすぐに押せる
ようになっていましたが、メーカーによっては露出補正の表記もバラバラ
だし、セットアップから変更しなければならないのもあり、でみなさんの
カメラの使い方を見てやるだけで大幅に時間を食ってしまいました。
ただし、この露出補正は大変参考になったようでした。
続いて、被写体とのレンズワーク。
カメラをズーム側にして被写体から離れて撮影をする。
望遠レンズの圧縮効果により、背景を整理することができる。
これも、みなさん、目からウロコだったようです。
簡単裏ワザとして黒い画用紙を後ろに置くだけで、イメージが全然変わります。
ただし、ホテルの室内でノーフラッシュ撮影。
デカ夫の撮影でもぶれています。
みなさんはもっとブレブレだったでしょう。
本当なら、日中の窓辺で撮影ができれば良かったのですが・・・
続いて、ホワイトバランスによる色の変化をちょっとやったところで時間切れ。
なんとも中途半端な感じで、最後の質疑応答。
受講生のみなさんの写真のレベルがかなり違うので、説明があっちいったり
こっちいったりで解り難かったことでしょう。
けむやま花店さんが今回の競技会に出典したフラワーアレンジメントの作品
をお土産にもらってきました。
どうもありがとうございました。
一度、こうやって講師をやってみて、次はもっとうまくできる気がしてきました。
デジカメ講習会の講師、もっとやってみてもいいかな。
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